厚生労働省が運営する職業情報提供サイト(日本版O-NET)によれば、M&Aマネージャー、M&Aコンサルタント/M&Aアドバイザーの年収は、全国平均で780.9万円(令和4年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)となっており、いわゆる一般の平均年収と比較しても高水準となっている。
job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)) (mhlw.go.jp)
M&A仲介会社の平均年収は、年収ランキングで上位に入る高さであり、なかでも、M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は断トツ。2022年の平均年収3,161万円から2023年は2,478万円に下がったものの、2位のストライクとの差は大きい。
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他方、目につくのは、平均勤続年数の短さ。各社ともに、給与体系にインセンティブ制度を採用しているので、入社してから2年程度で、M&Aの成約ができなければ、高収入は得られず、結果として、退職せざるを得ないのが現実。。。
新卒社員に加え、銀行、証券、保険、不動産、そして、近年は、キーエンスからの転職組も多くなり、リアルキングダム、あるいは、サバイバルゲームの様相を呈してきている。
年間を通して、M&Aの成約に1件、立ち会うことができれば十分な世界で、どのくらいのプレイヤーが生き残れるのか。その厳しさを知りたい方、M&A業界に興味がある方は、筆者おススメの書籍を読んでもらいたいとも。
第1位 M&Aキャピタルパートナーズ
平均年収2,478万円。平均年齢32.4歳。平均勤続年数2.98年。従業員数206人
(2023年9月30日時点)
事業承継に悩む中堅・中小企業オーナー様をサポートする事業承継型M&Aに特化した完全独立系。
第2位 ストライク
平均年収1,514万円。平均年齢34.9歳。平均勤続年数2.5年。従業員数278人
(2023年9月30日時点)
高い専門性と倫理観を持つM&Aの専任アドバイザーが対応。
着手金、月額報酬、企業価値算定も無料。業界トップクラスの成約実績。
第3位 日本M&Aセンター
平均年収1,243万円。平均年齢34.3歳。平均勤続年数3.4年。従業員数653人
(2021年3月31日時点)
M&A仲介で実績No.1のリーディングカンパニー。
国内最多の圧倒的な譲渡案件・譲受案件が導くベストマッチングで支援。
第4位 ペアキャピタル
平均年収1,159万円。平均年齢29.6歳。平均勤続年数1.28年。従業員数46人
(2023年9月30日時点)
大企業から中小企業まで、経験豊富なM&A専門家集団が事業継承をサポート。
第5位 オンデック
平均年収906万円。平均年齢35.87歳。平均勤続年数2.56年。従業員数50人
(2022年11月30日時点)
創業以来、中小企業M&A支援に特化し、実績と経験を積み上げてきた中小企業M&A支援のパイオニア。
第6位 M&A総合研究所
平均年収786万円。平均年齢29.7歳。平均勤続年数1.1年。従業員数110人
(2022年9月30日時点)
着手金、中間金なし。創業から一貫して成功報酬のみでM&Aを支援。
企業1社につきM&Aアドバイザー2名によるフルサポート。
第7位 明南M&A
平均年収739万円。平均年齢38.6歳。平均勤続年数3.4年。従業員数61人
(2023年9月30日時点)
中堅中小企業の存続・発展を支え続けるM&A総合コンサルティング会社。
TOKYO Pro Marketへの上場支援やベンチャーファンド運営、M&A支援や事業承継の支援も。
第8位 ジャパンM&Aソリューション
平均年収621万円。平均年齢34.8歳。平均勤続年数1.4年。従業員数31人
(2023年8月31日時点)
相談されたら断らない。どのような相談でも真摯に向き合い、課題解決に尽力。
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